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2005年8月13日 (土)

風情ある土蔵造りの蕎麦屋

多摩川上流の吉野街道。ここは別名そば街道とも呼ばれる一帯だ。 近傍にある御岳山の水冷涼な山の気候が蕎麦作りを育んだのであろる。 その街道の中でも一際目に付くのが土蔵造りの石挽きそば並木。駐車場に車を停め、 真白な暖簾をくぐり重さのある引き戸を開ければ、シットリとした落ち着きのある空間が広がる。 案内されたのは狭い階段を上がった二階。 ここは狭いながらも明り取りの障子から差し込む柔らかい光と白熱電球の明りで階下よりも更に落ち着いた空間が広がる。 座布団に腰を降ろし、しながきを眺める。生粉そばの文字に目が止まる。蕎麦茶で喉を潤しつつ注文を通し、 蕎麦が出来上がるまでの間、通しのそば豆腐をつまみつつ土蔵の雰囲気を楽しむ。
トントンと小気味良く階段を上がる音がし、生粉そばが目の前に出される。猪口をつゆで満たし、 少しばかり啜ってみる。かなり強めの鰹節の香り。かえしの風味はやや弱目か。蕎麦を浸し、ズズッと啜る。 麺線揃った細打の蕎麦は香り・甘みともに控え目。しかし、麺そのものは生粉とは思えないしなやかさ。 つゆとのバランスは良い。蕎麦の香りが苦手な人にも食べやすい蕎麦なのだが、 香りと甘みを求める蕎麦酒派の私にはチト物足りない。 下手に色気を出して生粉を頼むよりも二八の方が無難であったか。 とはいうものの、シッカリした仕事がなされているのはヒシヒシと感じる。 好みさえ合えばイイ蕎麦屋だ。

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【石挽きそば並木】
住所:東京都青梅市和田町2-240
電話:0428-76-1760
営業:11:00~売り切れまで 金曜休み Pあり
生粉そば(1000円)

8月 13, 2005 at 10:00 午前 蕎麦 |

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