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2005年8月14日 (日)

進め!武蔵野うどん探検隊~その3~

そこにある事が分かっていれば見過ごすことは無いのだが、どこだろうと思いながら探すとつい過ぎ去ってしまう。 小金井街道という昔ながらの街道沿いにあるにもかかわらず、 周りのビルの張り出しにより絶妙に隠されている。 賑やかな商店街の通りからややエアーポケットのような場所に今日訪れる篠新はある。 引き戸をガラリと開け、真黄色の暖簾をくぐれば、ご近所さんと思しき先客の笑い声。 テーブル4つの店内は和やかな雰囲気。心地よく席に着き、心地よくしながきを眺め、 肉汁うどんの注文を通す。
「茹で時間を10分程頂きますがよろしいですか?」
器量の良い女将の問いかけに大きく頷く。厨房では真剣な眼差しでご主人がうどんを仕上げ始める。 このやりとりだけでも充分に丁寧な仕事のなされたうどんが出てくるであろう事が予期される。
程なくして仕上げられた肉汁うどん、 やはり予期したとおりキッチリとした隙の無い仕事がなされている。 桶に綺麗に盛られたうどんは若干の灰褐色の入った柔らかな飴色。 写真では中々表現できない微妙な色合いのうどん。このうどんを肉汁につけズズッと啜る。 やや辛口濃い目のつゆの旨味が、密度ある麺にまとわりつくように乗り移る。 口の中で少しばかり躍らせた後、グイッと噛み込めば小麦が本来持つ粉の旨味が口腔・ 鼻腔を甘い香りで満たしていく。別盛の薬味を加えても、この肉汁とうどんのバランスは決して崩れることが無い。 艶やかなうどんシンプルな肉汁からは単純に想像できない骨太さ。 粉の味を大切にする武蔵野うどんの本懐ここにアリと言わんばかり。嗚呼奥深き哉、武蔵野うどん。

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【田舎うどん篠新】
住所:東京都清瀬市松山2-4-6
電話:0424-94-1514
営業:11:30~14:30,17:30~20:30 火曜休み Pあり(店の裏に1台)
肉汁うどん(750円)

8月 14, 2005 at 10:00 午前 武蔵野うどん |

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