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2005年4月17日 (日)

食文化の伝道師

それはピン太さんのブリヂストン近くにある「いし」 の日記へのコメントから始まった。
「新日鉄が君津に移転した際も北九州の食堂やラーメン店が結構移転したとの事でした。君津にもトンコツ… あるんでしょうか?」
確かに。地元に根付いた大きな工場は、いわば一つの町みたいなもの。 そこで働く人たちを相手に生業としているならば、 一緒についていくというのは理に適ったこと。 これは一つ確かめる価値がある。Webで君津周辺のラーメン店について調べてみると、 九州ラーメン友理なる店が同時に移転した店らしい。いざ、 出発!
今日は晴天なれど春霞が陽光を柔らかな春の光へと変えている。 たまには海ほたる経由のドライブもよかろう。 ウォーキングの催しがあるらしく、 多摩川の堰堤はゼッケンをつけた老若男女が闊歩している。まさに。 季節の催事を眺めつつ川沿いを下っていけばアクアラインの入り口。 トンネルを抜けて海ほたるに出てみれば霞の向こうにボンヤリと浮かぶ木更津の町並み。 その中に吸い込まれるように消えていく橋梁。自然と人工物のおりなす風景に目を奪われる。
心地よく海沿いを走れば程なく目的の友理に到着。駐車場は車で賑わい、店内もお客さん達で賑わっている。 カウンター席につき、 ラーメン味玉餃子を頼む。 厨房の中で忙しげに動き回る店員さん達。それぞれの仕事の間に無駄がなく、ぴたりと呼吸が合っている。 次々と舞い込んでくるオーダーをテキパキと裁く様は圧巻。
手早く仕上げられラーメン餃子登場。 先ずスープを一口啜り味を確かめる。と、自然に顔が綻ぶタレよりもダシを基本とした、 マルケン珉子を彷彿させる味はまさに北九州。 ただ残念なのは加水率高目の麺。おそらく、 この辺りの土地では低加水率ストレート細麺を手に入れにくい事情があるのだろう。 それにしても新日鉄といい、ブリヂストンといい、 九州の企業がその土地の食文化をこの関東の地に根付かせているというのは驚きであり、 嬉しくもある。素朴な疑問を呈してくれたピン太さんに感謝!


【九州ラーメン友理(ともり)】
住所:千葉県木更津市港南台4-2-7
電話:0438-37-3875
営業:11:30~21:00 火曜休み Pあり
ラーメン(490円)
味玉(100円)
餃子(350円)

4月 17, 2005 at 10:00 午前 ラーメン |

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